俳優の志尊淳さん（26）が急性心筋炎と診断され、入院のため3週間ほど休養することが26日、発表されました。
まだ２６歳の志尊淳さんに一体何があったのでしょうか。
現在の状況と復帰について、また原因はコロナ感染なのかまとめてみました！
目次
志尊淳が急性心筋炎！現在の状況は？
志尊淳さんの所属事務所は以下のように発表しています。
志尊は23日に体調不良を訴え、かかりつけの医療機関を受診したところ急性心筋炎と診断された。
容体は安定しており、3週間程度の入院治療を行う。
現在の容体は安定しており、担当医の処置により病状は改善傾向だというが、「入院治療のため3週間程度の休養をいただくことをご報告申し上げます」と一時休養を発表しました。
完治に向けて「今後も医師の指導に従いながら、皆様にまた元気な姿をお見せできるよう、本人の体調を最優先して治療に専念いたします」としています。
志尊淳が急性心筋炎、復帰はいつ？
所属事務所によると現在の容体は安定しており、改善傾向だと報告しています。
「入院治療のため3週間程度の休養をいただく」とのことですが、仕事復帰は慎重に行うのではないでしょうか。
というのも急性心筋炎というのはとても怖い病気の一つだからです。
近年では三浦春馬さんの事件などもあり、俳優の労働が過酷なのでは？と心配の声もあります。
志尊淳の急性心筋炎はコロナが原因か
今のところコロナとの関連性は発表されていません。
しかしコロナの後遺症に心筋炎があることが分かってきています。
今回志尊淳さんが心筋炎と聞いてコロナとの関連性があるのではと思った方も多いようです。
去年から違和感のある病気かかえるひとの報道が多い気がするが志尊淳さんの急性心筋炎、新型コロナの匂いがぷんぷんするんだ。
きっと同じように思う長期微熱組も多いはず。— tamaneco＠新型コロナ後遺症組→まる1年で回復 LongCovid闘病対策室 (@tamanecotw) March 26, 2021
26歳の志尊淳さんが心筋炎と聞いて思い出した。
ロドリゲス投手は27歳。
昨年、7月7日にコロナ陽性。18日に復帰準備。23日にMRIで心筋炎が見つかりシーズン休養。
Eduardo Rodriguez won’t pitch because of heart ailment linked to covid-19 – The Washington Post https://t.co/1tCdO5BvYV
— Ryo (@Ryo_koumei_m) March 26, 2021
実際にコロナの後遺症で心筋炎が見つかるケースがあります。
山中伸弥先生が、新型コロナウイルスと心臓に関する3つの論文をホームページで紹介されています。その一つを共有したいと思います。
〈ドイツからの報告〉
●新型コロナウイルスに感染して２〜３カ月経過した100名に対し、心臓のＭＲＩ検査を実施。
●平均年齢は49歳（45〜53歳）
●感染が確定してからＭＲＩ検査までの期間は、平均71日（64〜92日）
●67名は自宅で療養。33名は入院して治療を受けた。
●ＭＲＩの結果
78名に、心臓ＭＲＩで画像上の異常が認められた。
60名に、心筋の炎症が続いていることが判明した。
引用：中日新聞LINKED
この報告では、感染時の症状の重さにかかわらず、多くの感染経験者で心臓への影響が続く可能性が示唆されています。
感染し無症状であったとしても心筋の炎症があったというのです。
新型コロナの感染の恐ろしさをさらに感じることになりました。
志尊淳さんの早期の回復を願うばかりです。
