移住し、ハワイで家族と幸せな毎日を送っている現在の生活が「人生史上一番幸せ」という吉川ひなのさん。
そんな彼女が、自身の幸せに包まれた毎日について著した『わたしが幸せになるまで 豊かな人生の見つけ方』(幻冬舎)が大きな話題を呼んでいます。
その中でも「洗わない育児」の驚きの内容や理由や、気になる「胎脂そのまま」「キャベツ湿布」の方法についてまとめてみました!
目次
吉川ひなの洗わない育児の内容、理由は?
「数々の自己流育児を勝手に編み出してきたわたしですが、その中のひとつに『洗わない育児』というお気に入りのやり方があります。」という吉川ひなのさん。
一体どんな内容なのでしょうか。
・娘にはシャンプーも石鹼も歯磨き粉も使わない。
・娘がどろんこになって帰ってくると、せっかくそんなに綺麗な土がいっぱいついてラッキーなんだからあんまり洗わないでと(夫に)思っている。
・自宅で出産をした息子には沐浴はさせず、産まれてくるとき体中についている胎脂もそのままにした。
・2歳の息子は未だに洗ったことはなくて、おむつをしていたころはオーガニックのおしりふきや、カレンデュラや三年番茶を煮出し、コットンに浸して拭いたりとお尻まわりはもちろんいつも清潔にしている。
・息子には石鹼やボディソープを使ったことは一度もないし、不必要にお風呂やシャワーも入れない。
・汗をたくさんかいたときや排気ガスなどで空気の汚れた場所へ行ったときは泡は使わずお湯で流すだけ。
・吉川ひなのさん自身はシャンプーもコンディショナーもなにも使わない湯シャンを9ヶ月ほどしていたが、夫からの苦言もあり言われた日からシャンプーを再開。今では定期的に湯シャンの日を作っている。
このような極端な「洗わない育児」にはどのような理由があるのでしょうか。
そのことについて吉川ひなのさんはこう答えています。
一人目の娘が産まれたとき、わたしは手もキッチンもなにもかも消毒する除菌マニアでした。
もちろん娘を触る前も手をよく洗って消毒していたし、娘が使うものも一回一回煮沸をしたりと、目に見えない菌との戦いにわたしはなんの違和感も持っていませんでした。
なんにも汚れていないまだ赤ちゃんの娘をわざわざ泡で洗っていたのは、「そうしなきゃいけない」と思っていたから。
でも娘の肌が乾燥しているときがあって、なにも汚れていない赤ちゃんのふわふわな肌をわざわざ泡で洗う必要があるのだろうかと疑問に思い、肌のバリア機能や常在菌について調べ始めました。
その結果、除菌マニアだったわたしは考えがガラリと変わり、娘にはシャンプーも石鹼も歯磨き粉も使わず、家の除菌グッズはいつの間にかなくなっていました。
娘がどろんこになって帰ってくると綺麗好きな彼は嫌がるけど、わたしはせっかくそんなに綺麗な土がいっぱいついてラッキーなんだからあんまり洗わないでと思っちゃうくらい、菌の大切さと偉大さを知りました。
引用:文春オンライン
洗わない育児を行っている息子は、今まで一度も肌のトラブルはなく、常にしっとりもちもち。体も強く、今まで出した2回の熱は突発性発疹と友達の間で流行りまくっていた手足口病で、一気に高熱が出て、一気に治る健康優良児だという。
「きっと体中たくさんの常在菌にガードされ、腸内細菌叢もいいバランスで保たれているんだと思います。羨ましいなぁ。」とのこと。
「それに基本洗わないってお風呂の時間に追われなくって母子共にすっごい楽。」とも話しています。
吉川ひなの洗わない育児について世間の反応は?
現在ハワイに住み、日本での露出の少ない吉川ひなのさんの突然の不思議な発言に心配の声が聞かれます。
https://twitter.com/malmal10oku/status/1398840275506659329?s=20
吉川ひなのさん昔は極度の除菌マニアで、いまは洗わない生活(お湯で流しはする)をなさっているとのことで、0か100かみたいな……えらい極端やな……中間はないのか……とビックリしたけど、ひなのさんご自身が親のことで苦労したとあってなるほどと思った
— 蒸急宮 偽々光(Red) (@EndOfAnubis) May 30, 2021
あまりに極端な育児法のため、驚いた方も多いようです。
吉川ひなの胎脂そのまま、キャベツ湿布の方法は?
「胎脂そのまま」とは?
「息子は自宅で出産をしたから沐浴はさせず、産まれてくるとき体中についている胎脂もそのままにして、オーガニックコットンのタオルで優しく包んだだけにした」とのこと。
理由については「赤ちゃんの肌はサイクルが整うまでに1年はかかり、胎脂は産まれたての赤ちゃんの肌を守ってくれる役割があるのだそうです。」と説明しています。
つまり、胎脂は赤ちゃんを守ってくれる役割があるため洗ったりしなかったそうです。
「キャベツ湿布」の方法は?
吉川ひなのさんが行った「キャベツ湿布」は自身のInstagramで発信されました。
Iインスタグラムのストーリーでは〈昨日人生で初めて熱が出た息子。今朝は下がってケロっとしてたけど、また上がってきちゃった(中略)熱の時はキャベツでナチュラルに冷やしてあげるのが冷え過ぎず一番いいの〉と書き込みました。
キャベツ湿布とは、子どもの発熱や授乳中の乳腺炎にキャベツの葉を当てて治癒するという。
助産師向けの指導書には、キャベツ湿布が写真入りで紹介されています。まるでブラジャーのように、乳房をキャベツで包み込んでいて、乳首の部分だけ穴が開いていて、なんとも異様な写真だと言われています。
このキャベツ湿布、キャベツの成分が毒素を吸い取るというのが医学的にはまったく根拠がないということで、ネットでも物議を醸したトンデモ民間療法とのこと。
逆に、生の野菜には、リステリア菌などの最近が付着しているため、授乳の時に赤ちゃんが口に含んで感染し、かぶれたりする恐れがあるといいます。
昔、韓国でも流行ったことがあったそうだが、今は廃れているという。
山野医療専門学校副校長で医学博士の中原英臣氏によると、
「日本は、200年前は石鹸で体を洗っていませんでした。
お風呂でシャンプーを使わないというのは、大昔の生活に戻ったようなもので、生命に別条はないんだから、勝手にやっていればいいんです。
別にブログにあげることじゃありませんよ。
人には勧めないとはいっても、やっぱり自慢したいんでしょうか」
キャベツ湿布はどうか?
「これは梅干しを頭に乗せると熱が下がるという、迷信と同じです。
ジョークみたいなものですよ。
キャベツでは病気は治りません。
そんなものを信じているなんて、変わっているとしか言いようがありませんね」(同)
引用:デイリー新潮
極端な自然派育児に専門家も心配の声を上げています。
最近では自身が「毒親に育てられた」ことを公表する本を出版するなど注目の集まる吉川ひなのさん。
現在妊娠中とのことですが妊娠周期も分からないナチュラルな妊娠を楽しんでいるとのことですが、なぜか不安な気持ちになります。
無事元気なお子さんが生まれてきますように!